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【速報】ビジネス入国者受け入れ用サイト、投資開発庁が立ち上げ-2021/03/03
【速報】ビジネス入国者受け入れ用サイト、投資開発庁が立ち上げ-2021/03/03
2021.03.03
経済・現地企業
マレーシア投資開発庁(MIDA)は3月3日からマレーシアへの短期のビジネス出張者の入国を条件付きで認めた。これに伴い、新たなサイトビジネス入国者の受け入れ手続きのためのウェブサイト「マレーシアセーフトラベルポータル」を立ち上げた。これにより一定の条件を持つ出張者の入国に道が開ける格好となる。
サイトによると、14日間以内の滞在が認められる短期出張者(ショートタームビジター)は、マレーシアへの新たな投資者「潜在的な投資家(ポテンシャル・インベスター)」、在マレーシア企業のビジネスの要請に応じて招待される「企業顧客(ビジネス・カスタマー)」、在マレーシア企業で緊急的に招請される技術者「技術専門家(テクニカル・エキスパート)」、既存の出資者や取締役などを指す「すでにマレーシアに投資した投資家(エグジスティング・インベスター)」のみとなる。なお、これらの出張者の入国に際してはビザなし渡航でも認められるという。
入国希望者は同サイト(https://safetravel.mida.gov.my/)を通じて事前に申請を行う必要がある。入国は当面、クアラルンプール国際空港(KLIA)のメインターミナルからのみとなっているようだ。なお、入国許可がおりた際は、さまざまな書類が必要となるため、サイトに表示されている詳細を確認すること。書類が不備だと入国できない可能性もある。
サイトによると、入国時の手順についてが記されている。降機すると到着ゲートで係員の出迎えがあり、KLIAのC36ゲートに設置された「ビジネス・トラベラーズ・センター(BTC)」に案内される。新型コロナウイルス検査を受け、陰性である場合は陰性証明書が発行されるので、それを持って専用のレーンを経由し、入国審査カウンターを通って入国できる。検査料や専用ラウンジの使用料、飲食などの費用も発生するが、それらのコストは上記サイトを通じての支払いとなる。 入国後の強制隔離はないが、標準運用手順(SOP)を厳格に守る必要がある。なお、入国時の検査で陽性反応が出た場合は病院に搬送され、隔離治療を受けることになる。 同サイトによると、マレーシアから出国の際、予定日の3日前までに検査を行う必要があるという。
一方、長期滞在者(ロングタームビジター)については有効なビザの保有者のみの入国が認められ、入国後は強制隔離となる。こちらも同サイトでの申請となる。入国が認められるのは、雇用パス(EP)やレジデントパスタレント(RPーT)、PVPを保有する外国人技術者、地域事業所(RE)、地域事業(RO)、プリンシパルハブ(PH)の代表者を含め頻繁に出入国する外国人ビジネス関係者、永住権保有者、MM2H保有者、頻繁に出入国をするマレーシア国籍のビジネス関係者、ソーシャル・ビジット・パス(SVP)を事前に取得してビジネス活動を行う人、としている。
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