ホームマレーシアニュースMCO導入から1年 首相が緊急経済対策を再び発表-2021/03/18
MCO導入から1年 首相が緊急経済対策を再び発表-2021/03/18

MCO導入から1年 首相が緊急経済対策を再び発表-2021/03/18

2021.03.18 経済・現地企業
ムヒディン首相は3月17日、新たな緊急経済対策を発表した。総額200億リンギにのぼるものとなった。18日で活動制限令(MCO)の導入1年を迎え、緊急経済対策はそれ以来6度目となった。
首相は「経済回復計画のなかで5段階目の復興時期にきている」と指摘。「国内の経済環境を飛躍的に向上させ、促進させる環境をその後に作っていくことに注力する」と述べた。
主な経済対策は下記のとおり。 ・MCOで影響を受けたセクター(観光業を含む)の賃金補助を3カ月延長 ・製造業の社宅・社寮の整備に対する減税措置で、1社あたり最大5万リンギを上限 ・電気代の10%割引を6月末まで3カ月延長 ・旅行会社5000社に対して1社あたり3000リンギを支給 ・12月31日までの期間限定で、従業員の新型コロナ検査費用の減税措置 ・ガソリン(RON95)とディーゼル油を1リットルあたりそれぞれ2・05リンギと2・15リンギを上限とする。
このほか、貧困層(B40)向けに会社登記委員会や高等教育機関の登録料を無料、B40で子ども1人以上の世帯にスマートフォン購入用に300リンギを支給、現金収入のなくなったB40の人や月給1000リンギ以下となった人に対して500リンギの支給なども盛り込まれた。
なお、昨年3月に導入されたMCOはその後にMCOから派生した「条件付き活動制限令(CMCO)」、「回復のための活動制限令(RMCO)」、「強化された活動制限令(EMCO)」が導入されている。
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