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2021年第1四半期の投資総額806億リンギ-2021/06/11

2021年第1四半期の投資総額806億リンギ-2021/06/11

2021.06.11 経済・現地企業
アズミン・アリ通産相は6月9日、2021年第1四半期(1~3月)の国内外の投資額は前年同期比96・6%増の806億リンギに達したことを閣議で報告した。プロジェクト数は993件となり、3万2557人の雇用創出が見込まれている。
海外直接投資(FDI)は549億リンギで、前年同期比383・3%増を記録した。中でもシンガポールからの投資額が431億リンギと最多。次にオランダが50億リンギ、韓国が43億リンギ、台湾5億リンギ、香港3億リンギとなった。
国内投資は257億リンギで、同比約32%増。クダ、スランゴール、サラワク、サバの各州とクアラルンプールでの投資が全体の85%を占めたという。
業種別にみると、製造業が最も多く、投資許可件数は245件。投資額は588億リンギで大半が海外からの投資。なかでも電気・電子分野が470億リンギと最多を記録した。
サービス業に対する投資は156億リンギで、第一次産業には62億リンギの金額となった。
同相は声明で、「今後もマレーシアは投資家にとって主要な投資先であり続け、戦略的なゲートウェイであることには変わりはない」と指摘。新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な混乱を引き起こしているが、経済セクターでの業績をパンデミック以前の状態に戻すことが今後の課題とも述べた。
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