MEF　レッド・ゾーン以外では経済活動の再開許可を-2021/07/01

マレーシア雇用主連盟（MEF）は6月30日、新型コロナウイルスの感染者が多いレッド・ゾーン以外の地域での企業の経済活動の再開を認めるよう政府に求めた。
MEFのシェド・フサイン会長は政府の感染防止の取り組みを評価する一方で、「雇用者や従業員、国民のプレッシャーは極限に達しており、生活を存続させるための最善の方法は、ビジネス再開を認めることだ」と主張した。　
新規感染者が少ないペルリス州やクダ州、トレンガヌ州の経済団体などからは他の州と同様の措置を取られていることに不満を示していると同会長は語った。このため、こういった地域では経済の再開を認めるよう要求した。ただ、州の移動禁止措置は解除する必要はないとの認識を示した。
MEFは先に、経済に大きな影響を伴っている「全面ロックダウン」を解除するよう政府に強く要請する声明も出した。