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産業界団体 新たな感染防止策の検討を求む-2021/07/07
産業界団体 新たな感染防止策の検討を求む-2021/07/07
2021.07.07
経済・現地企業
100以上の業界団体からなる「インダストリーズ・ユナイト」の創設者の1人のデービッド・グルパサム氏は7月6日、経済危機を回避するため、新たな感染防止策を検討するよう政府に求めた。
「全面ロックダウン」が解除されずに来ていることから、「マレーシア経済は限界に来ている」と指摘した。同氏は「半年も前に政府に警告した」と述べ、今の状況が続けば、さらに多くの企業が7月にも廃業を迫られるだろうとも語り、現在の対策では限界に達しているとの認識を示した。
同氏はさらに、「過去に大臣らに呼ばれて話もしたが、提案内容は何も反映されていない」と不満を爆発させ、感染防止と経済回復の両面から別の方策を取る必要があると主張した。
世界保健機構(WHO)は「ロックダウンは感染防止の正しいアプローチではない」とも指摘していることも同氏は挙げ、これ以上のロックダウンを避けるよう求めた。
このほかの創設者も一概に政府の感染防止策や一貫しない標準運用手順(SOP)などを批判している。経済回復の先行きの見通しが見えないなか、政府は別の施策を迫られている。
「インダストリーズ・ユナイト」は先に、「経済回復のための3年計画」や民間薬局でのワクチンの販売や民間医療機関でのワクチン接種の許可、ワクチン接種完了者に電波個体識別(RFID)チップを埋め込んだリストバンドを着用させて自由に移動可能にさせること、定期的なワクチン接種などの提案内容を発表していた。
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