マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)は、2021年6月の貿易収支が222.4億リンギの黒字となり、前年同月比11.7%の増加だった。うち、輸出高は27.2%増の1,054.7億リンギ、輸入高は32.1%増え、832.3億リンギに達した。
国・地域別の輸出先は、引き続き、中国がトップ。ついで、米国、シンガポール、香港、日本と続く。一方、輸入先では、中国、米国、日本、台湾、シンガポールの順だった。
今回同時に発表された2021年上半期の貿易統計をみると、貿易収支は前年同期比で87.7%増の1,150.4億リンギの黒字。輸出高は5,855.6億リンギと30.2%増えた。輸入高は4,705.3億リンギと21.1%増えた。貿易高は1兆リンギを超えたが、過去最短の期間で1兆リンギの達成を実現したという。