ホームマレーシアニュース6月の失業率4・8%に 4カ月連続で悪化-2021/08/10
6月の失業率4・8%に 4カ月連続で悪化-2021/08/10

6月の失業率4・8%に 4カ月連続で悪化-2021/08/10

2021.08.10 経済・現地企業
マレーシア統計局は8月9日、全面ロックダウンが課された6月の失業率が4・8%となり、4カ月連続で悪化したと発表した。前年同月の失業率4・9%からは若干改善はみられたものの、今年5月の失業率4・5%と比べると減少した。国内の失業者数は約76万8700人。
新型コロナウイルスの感染者激増により人の移動抑制のために敷かれた全面ロックダウンでは必要不可欠な経済セクターのみ営業ができなかった。このため、6月の就業者数は5月の1537万人より0・5%減の1530万人にとどまった。
また、雇用されているものの、全面ロックダウンで営業ができないなどで一時的に仕事をすることができなくなった就業者は80万1100人。前月比で66万1400人と激増した。この状況は2020年3月に導入された最初の活動制限令(MCO)期間中の状況に似ていると同局は説明した。
州別の失業率をみると、ラブアン島が最も高い8.8%。次にサバ州の8.7%、ペルリス州の5.3%、クランタン州に4.8%と続いた。また、スランゴール州も4・4%と高い失業率を記録した。
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