エアアジア　首都圏で配車サービスを開始-2021/08/25

格安航空のエアアジア・グループは8月24日、配車サービス「エアアジア・ライド」を開始したと発表した。
首都圏を中心に展開する。同日までに1500人のドライバーが登録し、向こう半年以内に5000人まで増やすとしている。
運転手は赤い制服を着用し、全員がワクチン接種済み。さらに新型コロナウイルス向けの検査を定期的に行い、衛生上も安全なサービスを提供する。運転手の収入は運賃の85％で、運転手にとって業界で最も利益率が高いという。
運賃は1キロあたり平均1リンギ（高速料金は除く）。空港と自宅の往復を1つのアプリで手配できるようにする。同社の「ビッグ・ポイント」も配車サービスで利用できるようにしたい考えだ。
同グループのスーパーアップ社のアマンダ・ウー最高経営責任者（CEO）は「業界で最も安い賃金を提供していきたい」とし、業界での価格破壊をもたらしたいとの意気込みを語った。
配車サービスは今後、インドネシアやタイにも進出させていきたい考えだ。また、国内では今後、デリバリー・ビジネスも展開させるとしている。
「エアアジア・ライド」は9月30日まで初めての利用者に対して3リンギのディスカウントを行っている。予約の際にプロモーションコードAARIDE3の入力が必要。