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マレーシア航空 国内線の完全回復は来年末-2021/08/27
マレーシア航空 国内線の完全回復は来年末-2021/08/27
2021.08.27
経済・現地企業
マレーシア航空のアフマド・ルクマン最高経営責任者(CEO)は8月26日、国内線がパンデミック前の状況に完全に回復するのは2022年末になるだろうとの見通しを示した。
今年10月以降に国内線を徐々に再開させ、「感染状況が改善されれば」との条件もつけた。
一方、国際線については「完全な回復は2023年中頃か2024年頭」とも述べ、回復にはかなりの時間がかかると予測している。
CEOによると、現在同社の飛行機利用者数は1日あたりわずか1000人。パンデミック前の2019年は同3万8000人で大幅に減少している。搭乗者の荷物取扱数も同年は1日あたり3万6000個だったが、現在は同1700個にまで落ち込んでいる。
同社の子会社のファイアーフライはボーイング社製737-800s型機をペナン国際空港に今年5月に配置して運航させる予定でいた。しかし、活動制限令(MCO)の発令で中断。CEOは来年初頭には国内線に同機を就航させたいとしている。
また、同機を最大10機利用して、2025年までには日本、中国、韓国の中距離路線を就航させたい意向も示した。
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