エアアジア、全ての搭乗客にワクチン義務付け-2021/10/07

格安航空会社（LCC）のエアアジア・グループは10月6日、エアアジア・マレーシア運航便に搭乗する乗客について、新型コロナウイルス対策のワクチン接種を義務付けると明らかにした。
同社のトニー・フェルナンデス最高経営責任者（ＣＥＯ）は昨年12月９日、アジアの国々が入国者にワクチン接種の義務付けを求める可能性があるとの見方を示していたが、それに先駆け、自社便で具体的な対応を決めた格好となっている。
同社ではこれまでに客室乗務員や地上係員など、全ての従業員のワクチン接種を8月までに終えている。また、空港での検査、搭乗手続きでのフィジカルコンタクトの機会を極力減らす目的で、搭乗客にチェックイン手続きを同社の指定アプリで必ず行うように求めている。
なお、ワクチン接種が完了していない18歳未満が利用する場合は、接種を終えている成人家族（両親、親戚）が一緒に同行する必要があるとしている。