ホームマレーシアニュース*週末の読み物*旅行博「MATTAフェア」が開催、業界再興が課題に-2021/11/28
*週末の読み物*旅行博「MATTAフェア」が開催、業界再興が課題に-2021/11/28

*週末の読み物*旅行博「MATTAフェア」が開催、業界再興が課題に-2021/11/28

2021.11.28 Uncategorized
マレーシア旅行業者協会(MATTA)が主催する国内最大の旅行博「MATTAフェア」が11月20~21日にクアラルンプールの世界貿易センター(PWTC)で開催された。実会場を使ったリアル開催は2年ぶりとなる。例年なら1日5万人以上が来場するが、今年はこれを2万人と設定。規模を縮小してのフェアとなったが、会場では特別価格でツアーや航空券が入手できるとあって、コロナ禍後の旅行をプランする人々で賑わった。
今回のフェアでは、コロナ禍により甚大な打撃を受けた国内旅行の商品販売に注力する一方、海外旅行(アウトバウンド)については日本政府観光局(JNTO)をはじめ、韓国、台湾、トルコなど各国の観光機関が参加した。
日本向け旅行のプロモーションのため、フェア会場にブースを設けたJNTOクアラルンプール事務所の松本二実所長は、「標準運用手順(SOP)を遵守しながらの開催かつ、国内旅行に主眼を置くフェアだったため、来場客が関心を持つのかどうか不安を感じていた」としながらも、実際には2000人を超える来場客がブースに立ち寄り「久しぶりに消費者の方々と直接会話でき、改めて訪日意欲の高さを実感することができたのは大きな収穫だった」と充分な手応えを得たと話している。
マレーシアの人々が興味を持っている日本の観光地について松本所長は、「一番人気は北海道。次いで東京、大阪のような大都市に人気がある」と指摘。今後訪問してみたい場所としては沖縄や福岡にも注目が集まっているとのことだ。
しかし、訪日旅行に関しては依然として日本政府が制限を緩めておらず、観光での往来再開時期が未定という段階だ。これについて同所長は「商用目的での入国後待機期間の短縮などもあり、徐々に緩和方向にあることから、JNTOとしてはSNSやウェブサイトでのキャンペーンなど、オンラインを通じて将来の訪日に向けた情報発信を強化したい」と早期の訪日市場の再開に期待感を示す一方、PRの継続に意欲を見せている。
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