ホームマレーシアニュースGrab、SPAC経由でNASDAQ上場=45億ドルを調達-2021/12/06
Grab、SPAC経由でNASDAQ上場=45億ドルを調達-2021/12/06

Grab、SPAC経由でNASDAQ上場=45億ドルを調達-2021/12/06

2021.12.06 経済・現地企業
配車サービス運営などを手掛けるGrab Holdings(本社・シンガポール)は12月2日、特別買収目的会社(SPAC)を発行・運用するAltimeter Growthと合併する形でNASDAQ市場に上場した。
Grabの資金調達額は45億ドルで、東南アジア企業として最大規模の米国市場上場を果たした格好となる。企業評価額は396億ドルとなっている。
Altimeterとの合併は、4月に発表されていたが11月30日の株主総会でようやく承認。同社はティッカーシンボル「GRAB」で上場した。
9.02米ドルとの評価で公開された株価は、上場後数分で21%上昇し9.48ドルに達したがその後は後退し、一旦は8.49ドルまで下落。その後8.88ドルで週末を迎えた。
今回、新規株式公開(IPO)を迎えた同社のアンソニー・タン最高経営責任者(CEO)は株式取引開始直後、「私にとって価格は何の意味もない。今夜は上場のお祝いをして、明日から仕事に戻る」とコメントを残した。
Grab Holdingsはマレーシアでの配車アプリによるライドハイアリングに始まり、現在では8カ国465都市で事業を展開。フードデリバリー、決済、保険、投資商品を提供している。
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