ホームマレーシアニュース中銀、中小企業向け救援基金を立ち上げ-2021/12/23
中銀、中小企業向け救援基金を立ち上げ-2021/12/23

中銀、中小企業向け救援基金を立ち上げ-2021/12/23

2021.12.23 経済・現地企業
中央銀行のバンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は12月20日、今回の洪水で被災した中小企業に対し、「災害救援基金2022(DRF2022)」として、融資枠2億リンギを用意したと発表した。
災害救援基金2022は、中小企業が洪水で被害を受けた事業用資産(工場や機械など)の修理や交換、および運転資金を補うための資金を支援するもの。零細企業を含む中小企業が対象で、中小企業1社につき最大50万リンギ、零細企業1社につき最大7万5千リンギの融資を受けることができる。
融資期間は最長5年。元本および金利・利益の支払いについて6カ月間のモラトリアム期間が設けられている。融資利率は、保証料込みで年率3.50%を上限。
なお、この融資制度は、2021年12月27日から利用が完了するまで(または洪水の状況に応じて追って通知があるまで)利用できる。
被災した企業は、市中の商業銀行、イスラム銀行などの金融機関に申し込みを行う。
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