失業者数、昨年4月以来の70万人割れ-2022/01/12
2022.01.12 経済・現地企業 マレーシア統計局が1月10日発表した雇用統計によると、2021年11月の失業者数は69万4,000人となり、前月より1万1,000人減少した。70万人を下回ったのは2020年4月以来となる。
一方、11月の失業率は4.3%と前月と変わらなかった。
11月の被雇用者は前月比0.4%増え、1,561万人となった。労働力率(LFPR)は、68.9%と前月から0.1%増加。労働力人口は1,630万人と0.3%増加した。
こうした結果について統計局は「2021年11月の雇用状況は、より多くの経済・社会活動の復活したことにより、労働市場をポジティブに刺激。雇用の増加が続き、失業者数が減少して、より安定的なものとなっている」と指摘している。