タッチ・アンド・ゴー、高速での支払いは25年までに廃止も-2022/01/27

タッチ・アンド・ゴーのカードを使った高速道路の料金支払い方法は2025年までに廃止される見通しだ。併せて、同カードを挿入することで使用できる「スマートタグ」を使った遠隔読み取り装置（日本でのETCに当たるもの）も廃止方向とされる。
ユソフ公共事業相によると、同カードはプリペイド式なため、使用前に必要額になるようチャージをしておかねばならず、不満の声も多く聞こえていたという。ゲートまで行ってチャージが足りない、あるいは料金所で係員にチャージしてもらってから課金するなど、効率が悪かった。
今後は、マルチレーン・フリーフロー（MLFF）システムという、無線自動認識（RFID）タグを使った形に統合すると予定。利用者は、あらかじめ好みの課金方式を選んで支払い方法を設定しておけば良いとされる。また、料金所のゲートが不要となるため、車両は一時停止をする必要もなくなるという。