エアアジアの第4四半期乗客数、コロナ禍開始後で最大-2022/01/30

格安航空会社（LCC）エアアジアは21年度第4四半期の運行実績を発表した。
マレーシア、インドネシア、フィリピンでの運航では、コロナ禍開始以来、四半期ベースで最高の連結搭乗率80％を記録。供給座席数は前年同期比70％増の340万席となった。
搭乗客数は前年同期比103％増の270万人。搭乗率（ロードファクター）13ポイント（pts）改善して80％となった。利用可能座席キロ（ASK）は前年同期比72％増で、主にマレーシアへの「検疫不要の旅行バブル」の導入や21年度第4四半期の旅行制限の緩和による需要の拡大に起因している。
一方マレーシア国内に限ると、政府が発表した州境開放後の航空需要増により、21年度第4四半期の輸送人員は前年同期比164％、供給座席数は同139％増加した。ロードファクターは、前年同期比7％ポイント、前四半期比19％ポイントいずれも拡大し80％に達した。
第4四半期にはクアラルンプール～ランカウイ間、クアラルンプール～コタキナバル間などの高需要路線を増便している。