不動産ポータルサイト
iProperty.com.myはこのほど、購入可能な住宅価格の中央値は47万4,900リンギだと明らかにした。このデータは、同ポータルサイトが掲げている住宅ローン適格性指標「LoanCare」のユーザーデータをもとに、2021年1月1日から12月31日までの期間に収集されたもの。データでは、月々の住宅ローン支払額中央値が約2,000リンギという結果も出ている。
業界関係者の間では「初回住宅購入者が手に入れられる手頃な価格の物件が多い」との見方がある。国民の購買力がコロナ禍の影響を受けて低下したことを考慮すると、不動産価格が初回住宅購入者の経済力に見合うものであることはこれまで以上に重要だという。
調査結果によると、住宅ローンが適格との判定を受けているユーザーは様々な年齢層で構成されている。25歳から34歳が大半で57%、次いで35歳から44歳が26%、18歳から24歳が10%、45歳から54歳が7.0%となっている。