IMF、GDP予測発表＝今年は5.75％に加速も-2022/02/16

国際通貨基金（IMF）はマレーシアの実質国内総生産（GDP）成長率は緩やかに回復し、2021年は3.1％増となるとの見通しを示した。一方、2022年予測は関係当局による目覚ましい新型コロナワクチンの接種を展開できたことに加え、経済支援策の迅速な実施により5.75％に加速すると予測される。
これはIMFが2月13日に発表した「2022年マレーシア4条ミッション」の終了声明の中で行われたもの。ただ、回復は一様ではなく、経済成長の緩みや中期的に感染が拡大するリスクが依然残っていると指摘している。
IMFは、経済の脆弱な部分や被害の大きい部分、および生産的な投資などに対して、短期的にターゲットを絞った財政支援を追加することを提言している。
IMFはまた、緩和的である金融政策スタンスは「適切」であると述べている。