1月の貿易、輸出入共に月間最高に-2022/02/22

マレーシア外国貿易開発公社（MATRADE）が発表した2022年1月の貿易統計によると、貿易高は前年同月比24.8％拡大し、2,030億5,000万リンギとなり、4カ月連続で2,000億リンギを超えた。2021年2月から12カ月連続で2ケタ増となっている。
貿易額、輸出額、輸入額、貿易黒字が1月の月間最高額を記録し、引き続き底堅い動きとなっている。
輸出は23.5％増の1,107億3,000万リンギで、2021年8月から6カ月連続で2桁の拡大となった。輸入は26.4％増の923.2億リンギ、貿易黒字は10.9％増の184億リンギと拡大した。
輸出については、全体の85.5％を占める製造品輸出が19.3％増の946億7,000万リンギと、2021年8月から6ヵ月連続で2ケタ増。電気電子（E&E）製品、金属、石油製品、化学品および化学製品の製造品、パーム油ベースの製造品のほか、機械、設備、部品がそれぞれ10億リンギ以上輸出を伸ばした。
輸入については、総額の74.9%を占める最終用途別の主なカテゴリーを見ると、中間財は505.2億リンギと28.3%の増加となった。資本財は99.7億リンギと37.7％増えている。消費財は、主に家庭で消費される加工食品や飲料の輸入が増加した結果、32％増えて86.3億リンギとなった。