エアアジア運営のキャピタルA、21年通期決算で赤字縮小-2022/03/02
2022.03.02 経済・現地企業格安航空会社(LCC)大手エアアジアの運営などを手掛けるキャピタルAが2月28日発表した2021年12月通期の純損益は31億1,857万リンギの赤字となった。2020年よりは赤字幅が縮小したものの、3期連続の赤字。年間旅客数が481万人と20年から比べ6割減少、コロナ禍以前の19年と比べると9割減っており、厳しい状況にあることは変わりない。
売上高は前期比47.1%減の17億3,727万リンギ。目下同社は債務超過額が約60億リンギに達しており、財務改善が喫緊の課題となっている。マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)は1月、キャピタルAを監視銘柄である「PN17」に指定している。