ベルジャヤ・ランド、ヤンゴンの開発事業から撤退-2022/03/05

不動産ディベロッパー大手のベルジャヤ・ランドは3月2日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで進めている住宅・複合開発事業からの撤退を明らかにした。国軍によるクーデターから1年以上が経つ中、市民生活が混乱、安定への兆しが見られないため。2020年2月に結んでいた契約の解除を申し入れた。
同社は、ヤンゴンで進んでいるBDSスマートシティーという住宅・複合開発プロジェクトに80%を出資。推定開発総額は7億4,608万米ドル。
同社はこの解約について「当社の発行済み株式資本および主要株主の持株比率に影響を与えない」とし、2022年6月期の当会計年度の純資産、利益等には重大な影響を与えない見込みであると述べている。