家電製品廃棄物処理施設、来年に導入
2016.07.29 経済・現地企業ワン・ジュナイディ天然資源・環境相は18日、来年6月にも家電製品などの廃棄物を再利用する処理施設を導入して段階的に稼働すると述べた。導入されると国内で初となる。
全国に86カ所の家電などの再利用センターを展開するシャン・ポールマン・メタル社(本社・ペナン州)がドイツのアンドリッツ・メワGmBH社から同施設を購入する契約が同日締結し、同相も式典に参加した。年間処理能力は10万トンで、2018年にフル稼働する。この廃棄物処理施設はテレビや洗濯機、空調設備、コンピューターなどを処理する。
これら廃棄物には水素のほか、クロロフルオロカーボン(CFC)といった塩素などの化合物が含まれていることから、これらをどう処理するかが課題だとも同相は述べた。(Mtown)