第2四半期の景気指数が上昇=MIER
2016.08.05 経済・現地企業独立系シンクタンクのマレーシア経済研究所(MIER)は7月26日、第2四半期の景気指数(BCI)は前期より13・6ポイント上昇し106・4と、分岐点である100を超えたと発表した。製造業の活動が拡大していることを示すものだ。
世界経済の見通しは不透明だが、MIERは今年の国内総生産(GDP)増加率について、当初予想の4・2%を維持した。政策金利の引き下げで内需の改善が見込めるためだ。
BCI指数は改善したが、ザカリア・アブドル専務理事によると、企業は慎重姿勢を崩していない。