味の素(M)、MRT建設のため政府に土地売却へ
2017.01.06 経済・現地企業連邦政府が大量高速輸送(MRT)2号線の建設のため、マレーシア味の素に対して提案していた土地の売却について、味の素は提案を受け入れることを決定したと明らかにした。
同社がブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、クアラルンプールのジャラン・クチャイ・ラマにある7・58エーカーの土地を譲渡し、1億6599万リンギを受け取る。受け取った補償金の利用に関してはまだ決定していないという。
金子 圭司社長兼最高経営責任者(CEO)は、先ごろ行われたメディア向けの説明会において、向こう5年間の投資や株主の配当に充てるとコメントしていた。(12月22日)