ホームマレーシアニュースアジア開銀 今年のGDP成長率4・4%と予測

アジア開銀 今年のGDP成長率4・4%と予測

2017.05.03 経済・現地企業
アジア開発銀行(ADB)はこのほど、「アジア経済見通し2017年版」を発表し、このなかで今年のマレーシアの国内総生産(GDP)成長率が4・4%となると予測した。2011年から2015年までの平均成長率5・3%を超えることは難しいとの見通しも示した。
レポートでは、主要産業経済のより堅調な成長と国内の投資状況が緩やかに回復しているためと理由を説明。2018年のGDP成長率は今年を若干上回る4・6%としている。農業や半導体部門が回復していくともみている。
ただ、世界貿易の混乱や米国の金融政策の影響でマレーシア国内への投資にも悪影響が出てくる可能性もあると指摘している。
また、今年のインフレ率予測値は3・3%。中央銀行バンク・ヌガラはすでに今年3月に世界の産物価格や燃料費の高騰、リンギ安の影響で今年のインフレ率が3~4%と予測しているとレポートは述べるにとどめた。2018年のインフレ率予測値は2・7%としている。(Mtown)
Tweet Share
プラサラナ ジャカルタのMRT職員の研修提携
TKPがマレーシア進出、カンファレンスセンター開設

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア