消費者と製造業の景況感、いずれも下降=MIER
2017.02.06 経済・現地企業独立系シンクタンクのマレーシア経済研究所(MIER)は、2016年第4四半期の製造業景況感指数(BCI)と消費者信頼感指数(CSI)を発表した。CSIは第3四半期には73・6ポイントだったが第4四半期には69・8ポイントに落ち込み、BCIも第3四半期の83・9ポイントから81・2ポイントに下がった。いずれも悲観と楽観の分岐点である100を下回った。
MIERは、今年第1四半期にかけてBCIとCSIに反映される景況感は芳しくない状況が続くと指摘。企業は収益の減少や資金調達に不安感を持っており、物価上昇や人手不足も懸念しているとした。(1月23日付)