政府、タイと越境電力取引に合意
2016.10.04 経済・現地企業エネルギー・緑化技術・水省は21日、タイとラオスとの間で越境電力取引に関する覚書を締結した。これに伴い、2018年までにラオスの水力発電所で発電した最大100MWまでをタイを通じて購入できるようになった。
調印式はミャンマーのネピドーで行われた第34回東南アジア諸国連合(ASEAN)エネルギー関連の閣僚会合の合間に行われた。
越境電力取引はエネルギー安全保障を高めることが目的で、ASEAN加盟国どうしの関係を通じてできたもの。現在、マレーシアは石炭やガスによる発電が大半を占めていることから、この越境電力取引を通じて2020年までに再生可能エネルギーのシェアを高めたい意図もある。(Mtown)