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国産パイナップル 中国へ3月にも輸出開始

2017.02.20 経済・現地企業
マレーシア・パイナップル委員会は、3月にも中国に向けてパイナップルの輸出を開始すると発表した。
マレーシアと中国の当局の交渉は現在最終段階に入っており、免疫の手続きなどの詳細に関して協議を行っている。
両国は2013年にパイナップルの輸出入に関して契約を締結しており、2015年にマレーシアから「MD2」パイナップルの輸出を開始する予定だったが、中国当局からの許可が得られず遅延していた。
ハイブリッド・パイナップルの「MD2」は甘く、ビタミンCを豊富に含んでおり長持ちすることから国内外の市場で好評を得ている。
中国は1カ月あたり40フィートコンテナ(パイナップルの積載重量は20トン)で100台分のパイナップルを輸入したい考えだ。当初は3台分を輸出し、2018年までに毎月20台分増加していく計画だ。
輸出が開始された場合、中国が最大の輸出先となると見込まれている。現在は日本や中東、欧州へ1カ月当たりコンテナ50台分を輸出しており、シンガポールと中東が主な輸出先となっている。(2月6日号)
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