ホームマレーシアニュースマレーシアで電子決済の普及進む=ビザ調査
マレーシアで電子決済の普及進む=ビザ調査

マレーシアで電子決済の普及進む=ビザ調査

2017.04.25 経済・現地企業
グローバル・ペイメントテクノロジーのビザは、マレーシア人の間で現金の代わりに電子決済を利用する傾向が高まっていることを明らかにした。2016年、電子決済の利用は前年比8%の増加となった。
ビザによると、2016年に実施した調査の回答者の49%が5年前と比べて多くの枚数の支払いカードを財布の中に入れて持ち歩いていると答えた。多額の現金を持ち歩くことは安全ではないという意見が多く、カードを利用した決済をすることが習慣になっている人が多いという。マレーシア人回答者の74%が、現金よりも電子決済を好むと答えた。
また、回答者の68%がモバイル機器やウェラブル機器を通じ電子決済を利用していると回答。現金離れが進んでいることが浮き彫りになった。回答者の60%はより安全に決済を行うため自動決済を好むとし、生体認証や顔認証などの仕組みに前向きな考えを持っていることも明らかになった。
ビザは、技術の進歩に伴う新たな決済方式にマレーシア人は前向きだと指摘。テクノロジーに敏感なマレーシアではウェアラブル機器やモバイル機器、コンタクトレスカードを利用した支払い方法の認知が今後更に高まるとの予想を示した。(4月13日号)
Tweet Share
日東精工、地盤調査機の有効性研究を支援
大企業対象に脱税調査実施、19億リンギを追徴へ

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア