タッチ&ゴー社、電子決済アプリを来年に導入へ
2016.09.28 経済・現地企業電子決済カードのタッチ・アンド・ゴー社はこのほど、2017年3月までにスマートフォン上の電子決済アプリを導入することを明らかにした。現在、試験中と同時に当局からの承認待ちだという。
同社によると、このアプリは主に50リンギ以下の買い物向けとする。アプリをダウンロードしたスマートフォンの画面を専用カード読取機にかざして決済をすませる。現在、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの運営会社と交渉中。小売店や夜市(パサール・マラム)でも使用できるようにしたい考えだ。
同社の収益は98%が交通関連からで、残りが小売業からとなっている。同社はこの小売業からの収益を拡大したい考えで、新しいアプリの導入に踏み切った。現在、1620万枚のカードが使用されており、毎日500万リンギが決済されている。(Mtown)