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マレーシア イスラム教徒の旅行しやすい国1位

マレーシア イスラム教徒の旅行しやすい国1位

2017.05.19 経済・現地企業
米国クレジットカード大手のマスターカードとイスラム教徒関連のコンサルタント、クレセント・レーティングはこのほど、「世界イスラム教徒旅行インデックス2017」を発表した。この調査でマレーシアはイスラム教徒にとって「行きやすい国」として3年連続で総合トップに輝いた。
この調査は世界130カ国・地域を対象に、4つの分野(アクセス、コミュニケーション、環境、サービス)を11項目に分けて調査分析。いずれもイスラム教徒にとってその国・地域がどの程度旅行しやすいかを数値化したもの。2016年にはイスラム教徒1億2100万人が世界を旅行しており、年々増加するとみられ、政府や各地の旅行業者などに改善を促す意味合いもあるようだ。
マレーシアは空港施設や礼拝所へのアクセスで100点満点を獲得し、査証の取得や安全な旅行環境でも90点以上。家族旅行での訪問先や各国からの飛行機の接続性は60点台で振るわなかったが、総合では82・5点だった。
このほか、総合2位にはアラブ首長国連邦、3位にインドネシアとなり、10位には初めてシンガポールが入った。また、イスラム協力機構(OIC)の非加盟国でのランクでは、1位がシンガポール、2位がタイ、3位が英国となり、日本は6位。日本の総合順位は32位(52・8点)だった。
なお、日本の評価のなかで安全な旅行環境では満点でマレーシアより点数は上回ったが、コミュニケーションや礼拝所へのアクセスといった項目は20点台にとどまった。(Mtown)
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