第1四半期のGDP5・6%増 2年ぶり高い伸び率
2017.06.02 経済・現地企業中央銀行バンク・ヌガラは5月19日、2017年の第1四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比5・6%増となったことを発表した。市場予測と2016年第4四半期の4・5%も上回り、2年ぶりに高い伸び率を示した。
主に農業(8・3%)、製造業(5・6%)、サービス業(5・8%)の成長率が高かったことが全体の成長率増加を牽引した。民間消費も6・6%増を記録し、公共支出も7・5%と著増した。
前期2・2%増だった輸出が9・8%、同1・6%増と振るわなかった輸入が12・9%とそれぞれ大幅に増加した。
バンク・ヌガラは今年の経済の見通しについては昨年より高い成長になると自信を示した。また、今後の国内需要と輸出についても拡大するとみている。インフレ率については第1四半期で上昇したものの、第2四半期では緩やかになると見込んでいる。(MTown)