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ハラル見本市が開幕、日本からは4社が参加

ハラル見本市が開幕、日本からは4社が参加

2017.04.14 経済・現地企業
ハラル(イスラム教の教義に準拠した)食品・飲料およびサービスの国際見本市「マレーシア国際ハラルショーケース(MIHAS)2017」が5日開幕した。同イベントはクアラルンプール(KL)コンベンション・センター(KLCC)で8日まで開催された。日本からは4社が参加。
マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)によると、今年は従来の食品など製品中心の展示から、ライフスタイルやサービス分野に拡張した見本市となる。ファッション、教育、アート、音楽、イスラム金融、輸送、観光、電子商取引などの企業が出展する。約30ヵ国627ブースの出展と、約2万5000人の来場が見込まれた。
日本通運の発表によると、同社のハラル・ロジスティクスのグローバル展開に加え、新たな鮮度保持輸送サービス「フレッシュ青果便」、「空飛ぶ鮮魚便」を紹介。展示会では、ジャパン・パビリオン出展企業とともに、日本から空輸するハラル対応の養殖マグロの解体実演した。また、ハラル性を担保した鮮度維持輸送技術を知ってもらうため、ライブクッキングを行い、試食を通して鮮度の良さを体感してもらった。
昨年の同イベントには、29カ国から543企業が参加、2万2000人が来場した。売り上げは11・4億リンギで前年比で4%増加した。(4月7日号)
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