プラサラナ ジャカルタのMRT職員の研修提携
2017.05.03 経済・現地企業ラピッドKLなどを運営するプラサラナ・マレーシアは17日、インドネシア・ジャカルタで建設中の大量高速輸送システム(MRT)職員向けに研修を施す提携覚書(MoU)を結んだ。提携相手は、職員研修をするアカデミ・プルクレタアピアン・インドネシア(API)。
研修は2018年中頃までに電車運転手78人と中央制御センター20人に対して行われる。プラサラナ社がこれまでクアラルンプールで培ってきた経験と知識をもとに研修をする。
日本政府の円借款で建設されているジャカルタのMRTは、ジャカルタ特別州の運営で、2019年3月に始動するとみられる。これまで何度も運行開始時期がずれ込んでいる。
プラサラナのアズミ最高経営責任者(CEO)はまた、インドネシア政府がジャカルタとスマトラ島のパレンバンでLRT建設を計画していることにも触れ、周辺地域にも線路を延長していく可能性を指摘した。(Mtown)