企業は先行き業況を楽観、懸念はコスト上昇による減益
2017.04.14 経済・現地企業格付け会社のRAMホールディングスは3日、大手企業2149社と中小企業888社が4~9月の業況をどう予想しているかを調査したビジネス信頼指数を発表した。大手企業の指数は55・8と前回調査の56・9を下回ったものの、引き続き分岐点である50を上回った。50以上は先行きを楽観していることを示す。
RAMは年商5000万リンギ超の企業を大手企業、5000万リンギ以下を中小企業と定義している。中小企業の指数は52・1(前回は53・2)だった。大手、中小とも輸出志向型企業の指数が、内需指向型より高かった。(4月5日号)