大和証券、アフィンへの出資を取り止め
2017.01.13 経済・現地企業大和証券グループ(本社・東京都千代田区)は4日、完全子会社の大和インターナショナル・ホールディングスが計画していた投資銀行アフィン・ホワン・インベストメント・バンクへの出資を取り止めると発表した。
大和証券によると、同社はアフィン・ホワン・インベストメント・バンクの一部株式を取得するため、中央銀行バンク・ネガラ・マレーシア(BNM)から昨年10月24日に条件付承認書を受領し、その内容を精査・検討していたが、出資取り止めを決定した。同社は2013年12月よりアフィン・ホワン・インベストメント・バンクと業務提携を開始しているとした上で、今後も顧客のニーズに応えた商品・ソリューションの提供を目指していく方針だ。
出資が取り止めになった理由について、アフィン・ホワン・インベストメント・バンクを持つアフィン・ホールディングスは同日、中銀から出された条件を期間内に満たすことができなかったため、計画は中止となったとブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に対して明らかにした。