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日本企業の対マ投資意欲が旺盛=ジェトロ報告

2016.08.29 経済・現地企業
日本貿易振興機構(ジェトロ)は16日、2016年版「世界貿易投資報告」を発表。マレーシアへの外国直接投資(FDI)が減速傾向にある中、日本企業のマレーシアへの投資意欲が旺盛だと分析した。   同リポートによると、2015年の世界の貿易額は前年比12・7%減の16兆4467億米ドル(ジェトロ推計)となり、6年ぶりに減少に転じた。マレーシアも輸出は前年比で14・6%、輸入は同15・8%それぞれ減少。対日貿易は1274億リンギとなり、中国、シンガポール、米国に次いで4番目の貿易相手国となっている。   一方、マレーシアへの投資に関しては、2015年の対マレーシアFDIは2・2%増にとどまったものの、日本からの投資は120・1%増の28億3900万ドルと大きく増加した(国連貿易開発会議=UNCTADの資料)。   日本企業の中国から東南アジア諸国連合(ASEAN)への投資シフトが続く中、マレーシアが投資先として人気を集めた。ASEANの中ではマレーシアとフィリピンだけが前年比で増加となった。ただ今年1~5月の対マレーシア投資額は4億5400万リンギにとどまっている。
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