7月の自動車販売、前年比27.6％減に　前月比でも26.0％減

マレーシア自動車協会（MAA）の発表によると、会員企業による2016年7月の自動車販売台数は4万2,471台となり、前年同月比で27.6％の大幅マイナスとなった。前月比でも26.0％のマイナスだった。
生産台数は3万9,097台となり、前年同月比で3.8％の減少となった。 7月の販売は乗用車が3万7,647台で前年同月比28.5％マイナス、商用車は4,824台で20.1％のマイナスとなった。生産台数は乗用車が3万4,944台で7.3％減、商用車は4,153台で40.1％の増加となった。   1―7月の販売台数は31万7,930台で、前年同期比で16.5％マイナス。同期の生産台数は30万2,060台で18.0％マイナスだった。   MAAは7月の販売台数が前月比で26.0％マイナスとなったことについて、▽ハリラヤ（断食月明け大祭）関連の休みで営業日が少なかった▽ハリラヤ前の駆け込み需要の反動――が要因だったと指摘。8月の見通しについては、▽営業日が多い▽自動車各社による新型車の投入――により7月の数字を上回ると予想した。