パハン州で電動二輪車を生産、中国企業との合弁で
2016.09.28 経済・現地企業パハン州ガンバンにおいて、電動二輪車の組立工場が建設される。
中国企業の天能集団とマレーシア企業、フォーチュン・Aグローバル、ツリー・ムーブメントが13日、覚書を締結した。
マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)のマハムード・ズルキフリ最高経営責任者(CEO)によると、建設コストは2億リンギで2年後の完成を予定している。電気自動車はマレーシア市場や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国で販売される予定。二酸化炭素の排出量が少ない環境に優しいモデルとなる。
プロジェクトは中国企業とマレーシア企業2社の合弁事業となる見込み。天能集団は従業員への訓練など技術的なサポートを提供する。また、マレーシア企業2社はマーケティングや製造事業を受け持つ。
中国企業はマレーシアへの投資に信頼を持っており、マレーシアをASEAN市場への入口と見なしているという。
(ベルナマ通信、9月13日)