「2015年会社法」、来年にも施行か
2016.09.19 経済・現地企業マレーシア会社委員会(SSM)は6日、今年4月に国会で可決された2015年会社法案が来年にも公布され、段階的に施行できるとの見通しを示した。現在、マレーシア国王の承認待ちの段階だという。
現行の1965年会社法は51年前に施行された。法案では会社設立を現行法より簡単にでき、若者の起業家を育成する目的も含まれている。法案では会社登記の時点で覚書や会社定款、社印の提出義務がなくなる。また、登記料は会社の種類別にし、一律とする。事業をよりしやすくするため、登記料を抑える工夫もこらしてある。
同委員会はオンライン・ビジネスを展開している起業家にも登記を促している。
法案では登記をせずに事業を展開している者に対しては最高5万リンギの罰金刑または2年以下の懲役刑またはその両方が科せられる。(Mtown)