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労働生産性伸び率 年3・7%を目標

労働生産性伸び率 年3・7%を目標

2017.05.19 経済・現地企業
ナジブ首相は8日、マレーシア生産性計画を発表した。労働生産性がいまだ低いことから、先進国入りを目指す2020年まで年間3・7%の伸び率の数値目標も明らかにした。
2015年の労働生産性伸び率は3・3%。首相はこの数値が低いと述べ、経済成長率を上げるためにもこの伸び率を向上させる必要があると強調した。伸び率の目標値については「適切で効率的なイニシアチブがあって、国民が進んで取り組めば達成は可能」とも語った。
同計画では戦略の要となる6項目のイニシアティブを盛り込み、次の通り。
1 外国人労働者の管理の改善と再編
2 主要産業における第4次産業革命の技術採用の推進
3 ネット通販や画期的な技術を取り入れて、中小企業のデジタル化の強化
4 補助金などを供与する各企業の生産性目標値の義務付け
5 非関税措置の撤廃と物流業の効率化
6 ガバナンス体制モデルの展開
また、首相は小売・食品・飲料、電子・電気、化学製品を扱う各業界に対して500万リンギの助成金を供与することも発表した。(Mtown)
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