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巡礼向け航空会社 運航許可を取り消し 今年2例目

2017.01.03 経済・現地企業
マレーシア航空委員会(Mavcom)は20日、巡礼向け航空会社イーグルエキスプレス航空(本社・ダマンサラ)の航空サービス許可を21日付で取り消したことを明らかにした。
同航空は運航に際して義務付けられている諸条件を満たしていなかったため。今年8月に付与された1年間の航空サービス許可は一部諸条件を猶予して付与されたものらしく、一定期間内に義務付けられた諸条件の証拠を同航空は提出したものの、同委員会の懸念材料を払拭するには及ばなかった。同委員会は満たしていなかった諸条件については明らかにしていない。
同航空は2012年に主にサウジアラビアへの巡礼向けに運航を開始。チャーター便専用の航空会社としてはブルジャヤ・エアーに続き、2社目で北アフリカなどにもチャーター便を飛ばしていた。今月5日には巡礼向け乗客を1週間以上も待たせる事態が発生していた。同委員会が諸条件を満たすよう求めていたのはこの事態の前であったが、許可取り消し措置はこの事態も加味されたもようだ。
航空当局が運航許可などを取り消したのは、今年に入ってラヤニエアーに続き2例目となる。(Mtown)
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