MATRADE 米国への輸出業者に新規定の順守の呼び掛け
2017.02.20 経済・現地企業マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)は6日、米国に食品を輸出する業者に対して、5月から同国で開始される海外供給業者検証プログラム(FSVP)の規定を順守するよう求めた。
米国ではこれまで食品事故が多発したことから、同国政府は食品安全強化法(FSMA)を制定。このなかで米国への食品輸出業者に食品の安全検証を義務付けるFSVPが設けられ、今年5月から施行する。FSVPでは食品の製造業者の分析評価や工場の監査結果の提出や保管なども義務付けられる。
マレーシアから米国へ輸出されている食品は、ココアやシリアル、加工海鮮食品、調理済み果物や野菜などで、昨年1月から11月までの輸出額は6億8700万リンギだった。(Mtown)