マレーシアとタイ、高速鉄道敷設を検討へ
2016.09.28 経済・現地企業マレーシアとタイの両国政府は9日、クアラルンプール(KL)とタイのバンコクを繋ぐ高速鉄道(HSR)の敷設計画に関する調査を行うことで合意した。
ナジブ・ラザク首相がタイを訪問し、プラユット・チャンオチャ首相との首脳会談において、HSR計画に関して準備協議を開始することで合意に至った。マレーシアとシンガポールは、KLとシンガポールを繋ぐ高速鉄道(HSR)計画を推進しており、タイとのHSRと将来的に接続する可能性もあるという。
ナジブ首相は、マレーシアとタイ間の交通の便を良くし、経済協力の強化にもつなげることができると述べた。タイ政府からは、タイ南部の地域の青少年に対して宗教、職業訓練などの教育面で協力するようマレーシア政府に要請があったという。