製造業の工場立地条件ランキング、マレーシアが1位に
2017.03.03 経済・現地企業不動産サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドが発表した製造業のリスクを評価した「マニュファクチャリング・リスク・インデックス2017」によると、30カ国・地域中マレーシアはトップとなった。
2位は台湾、3位は中国、4位は米国、5位は韓国となった。日本は15位だった。
「マニュファクチャリング・リスク・インデックス」は、30カ国を対象に操業条件や国別のリスク・プロファイルなどの要因を評価したもの。
レポートによると、マレーシアでは給水や停電が起きるが、インフラ整備の質が高く生産性に貢献している。世界銀行からもマレーシアは物流面で高く評価されている。
東南アジアでは、シンガポールが12位、タイが14位、フィリピンが19位、インドネシアが20位となった。(2月23日号)