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外国人労働者の新規雇用凍結、一部セクターで解除

外国人労働者の新規雇用凍結、一部セクターで解除

2017.01.31 経済・現地企業
連邦政府は外国人労働者の新規雇用凍結を鉱業、農業、採石及び海港などでの貨物関連セクターに関し解除すると発表した。
また、ゴルフのキャディーやスパ、フットマッサージ、顧客サポートなどのホスピタリティ産業を含めた観光業に関しても外国人労働者の新規雇用を認める。新規雇用を認めるのは2020年までの期間となり、鉱業や採石事業については事業者免許を持つ業者のみに外国人労働者の新規雇用を認める。これらのセクターでは労働力の不足が深刻化しており、新規雇用再開を求める声が出ていた。
連邦政府はまた、マレーシア国内で違法に就労している外国人労働者に対し、特別なカードを発行すると発表した。違法に外国人を雇用している企業は出入国管理局にカードの発行を申請することができる。暫定的な就労を認めるカードの発行を通じて、外国人労働者の合法的な雇用を促すのが目的だ。
政府は外国人労働者への依存を軽減し、マレーシア人を優先的に雇用することを目指している。2050年までに全労働力に外国人労働者が占める割合を15%まで減らすことを目標としている。上級職についてはマレーシア人を雇用することを勧めているが、外国人労働者不足に対する苦情が多く出ているため他のセクターでも外国人労働者の雇用再開を検討するという。(1月19日付)
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