自動車入境システムを年末に導入へ
2016.10.04 経済・現地企業アジズ・カプワウィ副運輸相は20日、シンガポールなど国境を越える外国車両に対し自動車入境登録システム(VEP)を年末までに導入することを明らかにした。
外国車両を所持し、マレーシアを行き来する人は、陸運局(RTD)のサイトまたは窓口で登録を済ませなければならない。5年間有効のタグがその後に発行され、それとともに自動車で入国する。一回あたり20リンギの許可料が徴収される。
このシステムはシンガポールを皮切りに、順次タイ、ブルネイ、インドネシア国境でも取り入れる。
運輸省は6月から7月にかけて試験的に導入し、シンガポール車両12万台以上の登録が済んだ。1カ月あたりジョホール州~シンガポールを往復する100万台の自動車のうち6割がシンガポール車両とみられている。
この登録システムは2006年に提案され、今年7月にも導入する予定でいたが、4回ほど延期となっていた。(Mtown)