日産車販売のタンチョン、上期決算で赤字に転落
2016.09.02 日系企業動向日産車販売のタンチョン・モーター・ホールディングスは8月24日、上半期決算を発表した。今年上期の売り上げは28億3913万リンギで前年同期の28億3272万リンギからは若干増加した。一方、純損失は5179万リンギとなり4050万リンギの純利益を計上していた前年同期から赤字に転落した。
タンチョンはビジネス環境が厳しさを増したことや、競争の激化、リンギ安の影響を受けたと説明した。
同社の第2四半期の売り上げは前年同期比8・7%増の13億7401万リンギ、純損失は1458万リンギとなった。前年同期は1416万リンギの純利益を計上していた。
マレーシア市場では、マーケティングやプロモーション活動に今後も注力し売り上げを維持する努力をする。また、自動車組み立て工場における生産効率を向上させ、ベトナムを含めたインドシナ諸国における市場開拓も計画通り進めるとしている。