ペナン空港 今年の利用者数は640万人超 拡張工事も政府に提案
2016.12.09 経済・現地企業空港運営のマレーシア・エアポーツ社は11月30日、今年のペナン空港の利用者総数が640万人を超える勢いであることを明らかにした。当初は前年比で2~3%増の利用者数を見込んでいた。同社は上方修正して、同比6・5%とし、目標数を上回るとしている。
同空港は現在、ファイアーフライとマリンドエアが拠点にしているほか、中国当方航空やジェットスター・アジア、タイガーエアウェイズなどが乗り入れ、東南アジアや中国などの16都市を結んでいる。同社はさらなる国際線の乗り入れをすすめたい考えで、また、同空港はクアラルンプール国際空港に次ぐトラジットの拠点空港にもしたい意向を示した。
年々同空港の利用者数の増加で、同空港は2013年には年間650万人まで利用できるよう拡張工事を行った。しかし、この数字も来年には達する見込みで、さらなる拡張工事が必要となってくる。同社は最大で年間700万人が利用できるとしているが、すでに運輸省に対して拡張工事を提案していることを明らかにした。この数字に到達するまでには3~4年はかかるとみており、この間に拡張工事を進めたいもようだ。(Mtown)