東京ガスとペトロナスLNG、新事業の開拓模索で契約
2016.11.15 経済・現地企業東京ガス(本社・東京都港区)は10月28日、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の100%子会社、ペトロナスLNGと新規ビジネス開拓に関する覚書を締結した。
東京ガスが10月31日に発表した声明によると、東京ガスとペトロナスLNG社は、1983年に締結したマレーシアLNG1(サトゥ)プロジェクトをはじめ、2(デュア)、3(ティガ)と3つのプロジェクトでLNG受給契約を続け、33年間に渡り緊密な関係を築いてきた。今回、新規ビジネスを進めていく可能性を検討するため、新たに覚書を締結した。
今後は、東南アジアを中心としたグローバルなエネルギー市場において、液化天然ガス(LNG)・天然ガスのバリューチェーン(価値連鎖)における幅広い事業活動での連携を追求する方針だ。具体的な協力内容については、今後両社で協議するという。